楽天銀行に口座を作って楽天証券とのマネーブリッジも設定したのですが、その後、色々YouTubeをみているとどうやら、SBI証券と住信SBIネット銀行の連携もよいとありました。
ネット証券口座を開くなら、楽天経済圏と楽天ポイントでつながっている楽天証券か、SBI証券の二択みたいなことになっていて(さらに、マネックス証券も候補に入ってくるようですが(※マネックス証券のクレカ積立1.1%))、ちょうど楽天経済圏のポイント制度の改悪も続いていたので、将来ヤフー経済圏へ移住する可能性も考えつつ、もともとSBI証券(旧イートレード証券)で口座を設けていたのもあって、住信SBIネット銀行の口座を開設することにしました。
<住信SBIネット銀行の売り>
・SBI証券との連携が優れている(SBIハイブリッド預金)
・アプリの使い勝手がよい(いちいち暗証番号を入力したり第2暗証番号の入力など求められない)
・「スマートプログラム」スマプロランクによって特典が付与される。
私の場合だと「ランク3」で「ATM利用手数料10回まで無料」「他の金融機関含めて振込手数料が10回まで無料」(住信SBIネット銀行、三井住友信託銀行口座宛の振込手数料は無制限で無料)
ちなみに、手数料の特典ですが、(※2021年6月〜2023年2月3日現在)
ランク4…ATM月20回/振込20回無料
ランク3…ATM月10回/振込10回無料
ランク2…ATM月5回/振込5回無料
ランク1…ATM月2回/振込1回無料
となっています。ランク1だと微妙ですが(それでも従来の大手銀行に比べたら無料回数があるだけよいですが)、スマート認証NEOの登録さえすればランク2になるのでハードルはかなり低いように思います。(「スマート認証NEO」とは…アプリ「住信SBIネット銀行」/アプリ「法人口座 住信SBIネット銀行」とスマートフォンに登録された本人確認情報を紐づける認証機能のこと。その設定だけでランク2になります)
僕はランク3にするために、預金を300万円KEEPするようにしていましたが、それ以外でも「SBIハイブリッド預金の月末残高ある」とか「クレジットカードミライノカードで1万円以上使用」「カードローン残高ある」「デビットカード1万円以上利用」等で3つ該当すればOKということなので、預金を多く置いておかなくてそこまでハードルが高くないような気がします。僕は結局、住宅ローンを住信SBIネット銀行から借りることになったので預金をたくさん預けておかなくても自動的に「ランク3」が維持できるようになりました。
基本的に給与は会社指定で変更できず、みずほ銀行に振り込まれるのですが、そのお金の大部分を「定額自動入金」で住信SBI銀行に移して、そこから楽天関係の支払いがある楽天銀行に送金したり、親に仕送りしたり、いくつか単発で出てくる振込必要なものをそこからしています。楽天銀行は楽天ハッピープログラムの「スーパーVIP」を維持するために預金残高300万円をKEEPするようにしているのすが、思ったよりも引き落としが多くて300万円を下回るような時には月の途中に再び住信SBIネット銀行から送金して金額調整をしています。月10回の振込手数料無料回数を使い切ったことはなく多くて7〜8回かなという感じです。
あと、キャッシュレス化を踏まえて持ち歩く財布もミニ財布に変えたのですが、ミニ財布はカード入れも少ないので、クレジットカード、銀行カードも全て持ち歩くことはできないのですが、この点、住信SBIネット銀行は「アプリでATM」というクレジットカードなしでコンビニのATMから現金を引き出す機能があるので住信SBIネット銀行のカードを持ち歩く必要がないのも便利です。(ほとんど現金をATMから引き出す機会が減ったと言いつう、まったくないわけではないので、いつか訪れる現金引き出す時のために常時、財布の一角を銀行のクレジットカードが占拠している状態を何十年も続けてきました。)
あと、YouTubeでよく紹介されていますが、海外投資信託ETFを外貨決済で買うためのドルを用意するのに「住信SBIネット銀行で外貨積立」して、そのドルをSBI証券に外貨入金する方法が為替手数料が安い方法として(1ドルあたり25銭→2銭)紹介されています。その方法を使うためにも住信SBIネット銀行に口座を持っているメリットがあります。(SBIハイブリッド預金)
(SBI証券は「米国株式ETF定期買付サービス」もあるので、住信SBIネット銀行で外貨預金したドルを「手動」でSBI証券に移して毎月自動買付もできます。)
ちなみに同じ現金であれば「円普通預金」におくよりも「SBIハイブリッド預金」に置いておく方が金利が高いです。
円普通預金…0.001%
SBIハイブリッド預金…0.010%
と書きつつも、超高額の預金でない限り、この利子だけで大きな利益を得られるわけではないですが。
いずれにしてもSBI証券との連携、他の銀行への送金などのお金のやりとり、いざという時にATMでの現金用意も便利でとても使い勝手のよい銀行だと思うので、僕は経済圏的には楽天ポイント経済圏に身を置いていますが、「銀行」としては楽天銀行よりも住信SBI銀行を中心に考えています。スマプロポイントが「定額自動入金」以外で全然貯まらないので、このあたりをもう少し勉強していきたいと思っています。
あと、結果的にですが、住信SBI銀行で住宅ローンを借りましたが住宅ローンの金利(変動金利)も他行に比べて安いし、「団信」は金利は多少安いみずほ銀行よりも充実していると思いました。
<住信SBIネット銀行 まとめ>
・アプリの使い勝手が良い(※個人の感想です)
・スマプロランクが2以上でATM利用、他行振込の無料回数が月5回(ランク3で月10回)
・「アプリでATM」で銀行カードを持ち歩くことが皆無に。振込も引き出しもアプリで完結。
・SBI証券との連携が便利(SBIハイブリッド預金)…「外貨積立」と「米国株式ETF定期買付サービス」でETF投資
・定額自動入金を使えば給与振込口座でなくてもメイン口座化できます
・住宅ローン金利が安い、団信が充実(※他社との比較については個人の感想です)。住宅ローンを借りれば返すまでスマプロランク3に。